ファイティング・ファンタジー・コレクション ~火吹山の魔法使いふたたび~
- 作者:安田均とグループSNE
- 発売日: 2021/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
30年位前に流行ったゲームブック、ファイティング・ファンタジーの新版が、未訳1本を加えて7月に発売される。
8250円と少し高いけど、5冊入ってるから1冊辺りは1650円とまあ普通の新書レベルの金額だ。5月14日までの予約生産商品でここで買っとかないと手に入らないということで、結局購入してしまった。
大変楽しみなので、棚の奥に眠ってる(今回収録されない)ゲームブックを遊んでみようと思う。
ということで引っ張り出してきたのは、ファイティング・ファンタジーの3冊目『さまよえる宇宙船』だ。
宇宙船トラベラー号の船長となり、乗組員6人(+助手)を指揮しながら謎のセルツィア空間からの期間を目指すゲームブック。
ファイティング・ファンタジーはファンタジー世界が舞台でキャラクター1人を操る作品が多いけど、このさまよえる宇宙船はSFがテーマで、実に7人を扱う独特なルールだ。
仲間は科学官・医務官・技官・保安官・警備員1・警備員2の6人。
で、7人分ダイスを振って技術点と体力点を決めるんだけど、この出目がひどかった。
3回D6振って全部1の医務官とか、なにを見込んでこいつを連れてきたんだろう。
7人中4人が技術点1というどうにもならなそうな能力値で冒険へ……。
結果どうなったかというと、あっさり序盤で死亡。
最初に向かえる3つの星系から不毛の惑星へ進むが、選択肢を間違えて毒を飲ませてしまった技官が死亡。
さらに、次に行くことができる二重連星と紫の星系で、抹殺室に入れられて船長が死亡、ゲームオーバー。脱出のためには戦闘が必要だったが、貧弱すぎる船長&クルーはまったく勝てず。
結構な数の星を巡らないとクリアできないはずだけど、3番目に訪れた紫の星キュールマターにてトラベラー号の冒険は終わった。
うーん、ずっと持ってたけど、遊んだのは20年以上前だからまったく覚えていないなあ。
昔は最強モード(ダイス振らないで全部勝ったことにする)でやってたけど、まともにやったらどんどん死ぬんだろうなあ。
とりあえず、発売までに何冊かクリアしたいなー。