幻想ゲームプレイ日記

アラフォーのおっさんがその日にプレイしたゲームについて書いている日記です。ゲームのネタバレありなのでご注意ください。

フェルガナの誓い

 アドルはエルダーム山脈に登る……前に、街道を回って街からいなくなったエレナを探す。港にいた。
 フェルガナ地方にアドルとドギがたどり着いた際に利用した港であり、疫病で滅びたジェノス島が見える場所でもある。
 エレナによると、そこはかつてチェスターが好きだった場所らしい。よく島を見ていたという。


 街に戻るエレナを護衛していった後、山登り開始。
 山の敵は、イヤらしい敵はいない。が、普通に強いので地道にダメージが蓄積していく。
 行きつ戻りつしていたら、バンデッドメイルが買えるくらいお金が貯まったので購入。おお、ダメージが減った。(当たり前である)


 山の中腹でセーブポイントを発見する。
 広場になっている場所で、三度魔道士デュラーンが登場、ハーピーのリガティをけしかけてきた。
 三匹いるリガティを風霊の腕輪で攻撃するが、ダメージが当たったり当たらなかったりする。よく見てみると、緑色のリガティにのみダメージが当たっているようだ。
 焔霊の腕輪に切り替えて攻撃すると、今度は赤のリガティにだけダメージが通る。
 青いリガティは打撃しか通じないっぽい。


 最初の挑戦では、とりあえず倒しやすい緑のリガティを倒してみる。ダメージ量は風霊の腕輪が一番高いのだ。
 次いで焔霊の腕輪で赤のリガティを狙う……が、ハーピーだけあって動きが早い。当たらないわけではないが、攻撃を食らう回数も少なくない。
 どうにか赤を倒したときには、HPはもう残り少なくなっていた。青に斬り付けにいくが、ホーミングする羽根をばらまかれて殺されてしまう。


 二度目はまず青を倒した。腕輪のほうが攻撃よりダメージが高いので、腕輪が有効な二匹を後にしようと思ったのだ。
 次に緑を倒すと、赤の攻撃パターンが変わった。3方向に大きなエネルギー弾を撃ってくる。
 立ち止まって焔霊の腕輪で狙うのは論外。近づく事すらままならず、敗北した。
 というか、楽なのを先に倒そうと思うのが間違っているようだ。


 三度目は青→赤の順で倒したが、一回目と同じようなパターンで死亡してしまう。
 赤を倒す間にダメージを食らい過ぎて、最後の敵を倒すまでHPがもたない。


 つまりはまあ、赤を最初に倒せってことになる。
 三匹揃っているときには合体攻撃を仕掛けてくるのだが、その時がこちらにとっても格好の狙い目になっている。
 焔霊の腕輪を連射して、なるべくダメージを受けないように赤を撃破。
 青と緑のどちらを先に倒すかは考えるまでもない。ブーストアタックも利用して青を一気に斬殺。
 後は、風霊の腕輪の溜め撃ちで削り殺すだけだ。三戦目よりHPに余裕があったのでどうにか倒しきる。
『あるいは……お前なら……』などと思わせぶりな事を呟き、デュラーンは姿を消した。



 リガティを倒して先に進むと、ドギとチェスターの師匠ベルハルトの小屋が見つかった。
 ベルハルトによると、魔王ガルバランと戦士ジェノスの伝説は真実だったらしい。しかしジェノスはガルバランを倒すことはできず、四つの彫像に封じる事しかできなかった。
 彼は自分の末裔に彫像を守ることを託したが、最近になって彫像からガルバランの力が漏れだし、フェルガナ地方に魔物が発生するようになったというのだ。
 悪徳領主のマクガイアは、彫像の力で魔物を操ろうとでもしているのだろうとベルハルトは語った。


 エルダーム山脈にあると思われる最後の彫像を探して、アドルはさらに山を登る。
 山脈内部の洞窟を進んで行くと、亀裂の前で立ち往生するドギに出会った。旋風ジャンプで亀裂を越えると、ドギは彫像の探索をアドルに任せ、アドルに三つ目の腕輪である『地霊の腕輪』を投げてよこした。
 地霊の腕輪は、衝撃波を伴ったタックルを放つ魔法が使えるようになる。ひびの入った壁を壊すこともできる。


 少し進むとセーブポイントがあった。セーブして、一度街まで戻る。
 バンデッドシールドを買えるくらいお金が貯まっていたからだ。これで、レドモントで買える武具は全部買ったことになる。後はダンジョン内で入手する事になるのだろう。
 また、ついでに、ここまでのダンジョンにあるひびの入った壁も壊してきた。


 この先は、敵の強さもさることながら、狭い上に、雪に覆われてすべる地面がきつい。
 すべりにくくなる石の靴はすぐに手に入ったのだが、斜面はやっぱりすべるし、すべらないだけで落ちないわけじゃない。狭いとちょっとミスしただけでも落ちるのだ。
 気がつくと死にそうになってあわてて逃げ帰ることを数度繰り返した後、ようやく最深部の氷結洞に到達した。


 氷結洞には巨大な氷の塊があった。その氷を砕いて、内部に閉じ込められていた竜、ギルディアスが行動を開始した。
 まず足を斬ってみるがダメージはろくにない。頭部に剣か地霊の腕輪のタックルを当てなければいけないらしい。
 だが、頭は高い位置にある上、ダメージが低くないのでそれだけだとかなり絶望的だ。


 それでも地霊の腕輪でタックルを仕掛けていると、何発目かの攻撃でギルディアスが倒れた。倒れたところで、頭部を斬りつけまくる。
 最初はダメージを与えていると倒れるのかと思ったが、どうやらそうではないらしい。タックルが外れて、足に当たったときに倒れているようだ。
 というわけで、足にタックルを食らわせて、倒れたところを剣で斬っていく。ダメージを与えるパターンはこれでわかった。


 問題は、攻撃を食らうごとに激化するギルディアスの攻撃だ。
 地面から氷柱を発生させてきて移動を制限してみたり、地面の大半に攻撃判定が発生してジャンプする以外にかわしようがない攻撃を仕掛けてみたり、アドルをつかんで岩の塊に向けて叩き落してみたり……。
 かわし方はどれも簡単にわかるんだけど、アクションが下手でかわせないのが悲しい。


 それでも、やり直すたびに与えられるダメージは増えていった。
 挑戦回数が10回を越えた頃、ようやくギルディアスを撃破できた。



 ギルディアスが消え去り、白光の彫像を手に入れるアドル。
 しかし、ギルディアスとの戦闘の影響か、洞窟の入り口が崩れていた。壁の向こうにドギが来ていて、得意の壁砕きでアドルを助けてくれる。
 二人で洞窟から出ると、チェスターが待っていた。


 チェスターは自分とエレナがジェノス島の生き残りであることと、ジェノス島は疫病ではなくマクガイア領主によって滅ぼされたことを語る。
 ベルハルトが言った戦士ジェノスの末裔というのがジェノス島の民で、マクガイアはガルバランの力を得るために島民を皆殺しにしようとしたらしい。
 エレナを捨ててチェスターがマクガイアに仕えたのは、マクガイアへの復讐に彫像を利用するためだったのだ。


 ドギは魔王の力を使って復讐してもエレナは喜ばないと、チェスターを止めた。
 しかし、すでに意地になっているチェスターは、ドギを刺してしまう。
 瀕死のドギの手当てをするために、アドルは彫像をチェスターに渡すしかなかった。
 マクガイアがいるバレスタイン城を地獄にしてやると言い残し、チェスターは山を降りていった。



 というところで、バレスタイン城に向かうのは明日にして今日は終了。
 レベルは32だ。