次の日、喫茶店で夏海が待っているというので会いに行く。
……が、『あたしと話したいならもっと釣りの腕を磨いてきて』と言い放つ夏海。
センスをためないとイベントが進まないのはわかるのだが、自分で呼んでおいてそれはどうなのか。
ともあれ、センスをためて夏海に話しかけると、浜釣りに連れて行ってくれるという。
ただ、そのためには投げ竿と投げ仕掛けを準備しなければならない。
仕掛けはともかく、竿が結構高い。
港で釣っては売ってをしばらく繰り返し、準備完了。
壷浜という場所に連れて行ってもらう。
浜釣りでは遠くまで投げないと釣れないので、必然的に糸を引く距離も長い。
なかなか引き上げるのが大変だが、まあ時間がかかるだけで難しくはなかった。
しばし壷浜で釣りをした後、夏海に勝負を持ちかけられる。
キャスティングの正確さを競うというのだ。
壷浜の端にある壷岩を正確に狙ってキャスティングしなければならない。
壷岩に放したカニを釣った数で勝負をつけるらしい。
立会人の小春の横に立って、ゲージいっぱいで投げると入るのだが、それがなかなか難しい。
それでもそれなりに成功するようになったところで勝負に挑む。
……結果は2匹しかカニが釣れずに敗北。
夏海の子分の称号をもらった。
本当は3匹釣れたところだったんだけどなー。1回ちゃんと岩に入ったのにうっかりキャンセルをしてしまった。
夏海のほうも3匹釣れたみたいだけど、同数だったらどうなってたんだろう。
ここから何もイベントが起こらなくなる。
壷浜で釣りをして、クーラーバッグを購入したりしてみるが何も起こらない。
ぐぐってみたら、センスを一定以上溜めなければいけない2日目が終わらないらしい。
まだ少し足りなかったので、壷浜で釣りをして小春の家で夕食をとり、2日目が終了ー。