一時期 i アプリのゲームをよく遊んでたんですが、当時遊んでた作品の中にはアトラスαのメガテン系のゲームがありました。
で、なんかそれの日記を見た海外の方から、真ifハザマ編について質問のメールを先日いただいていました。
たぶん(機械翻訳らしき日本語で)、まだ持ってたら売ってって言われたんだと思うんですけど、ダウンロードゲームだから持ってるとか売れるとかって物じゃないんですよね……。
前にも確か、アイギス the first mission について聞かれたことがありました。その時はTwitterだったかな。
メガテンやペルソナは海外でも人気なんだなーと思うとともに、海外の方には日本のガラケー(フィーチャーフォン)事情とかわからないよなーと思ったり。
というか、日本でも話には聞いたことあるけど、実物は見たことない人とか増えてきてますよね。
数年前に仕事でガラケー使ったとき、一緒に作業した推定二十代の方はガラケー初めて触るって言ってましたし……。
0年代から日本に住んでる方なら知ってると思いますが、iOSとAndroidに駆逐された日本独自仕様の携帯電話があって、i アプリとか ez アプリとか(ソフトバンクは何アプリだっけ?)、それでしか使えないアプリがかつてあったのですよねー。
いや、かつてと言っても、完全に終わることが発表されたのは4、5年前くらいの話ですか。最盛期は15年前くらいですかねえ。
二つ折り携帯もAndroid搭載になってiモードとかの独自のやつは……完全終了は2026年でしたっけ。私はずっとDocomoユーザーなのでDocomo以外の話は知りませんけれど。
ともあれ、利用者も減ったし、大本が終了するしでサービスはどんどん終了してて、今やiアプリを配信してる会社は……ケムコ帝国だけまだ頑張ってるんでしたっけ
かね。
どう考えても黒字にはならないでしょうが、愛があっていいなーと思います。
アトラスとか、あとバンナムとかスクエニとかは比較的早い段階で撤退した記憶があります。
印象と推測ですけど、月額サービスでアプリ起動時に登録認証が走るのが多いので、サービスが終了するとたぶん端末内にアプリがあってももう起動できないんですよねー。
そんなわけで、今日本には、もうダウンロード不能で遊ぶことが不可能な作品が……まあ少なく見積もっても数百本とかあるわけですね。
初期のiアプリゲームの作品は、ファミコンの黎明期あたりの35年くらい前のレベルのゲームで、その時期にしかガラケーのゲームで遊んだことない人は、なんかいまだに偏見を持ってる人がいそうですね。個人的な印象ですけど。
でも、何年か経てばレベルも上がって、良作もいっぱい出てきます。
アトラスのメガテン・ペルソナ関係のゲームはかなりレベル高い方だったと思います。
個人的に、メガテン系以外にも消えるのが惜しいゲームがたくさんあります。
セガの隙鬼間シリーズ、スクエニのFF7BC、ハドソンの邪聖剣ネクロマンサー2と天外魔境PremiumEdition(iアプリでフルボイスという狂気の作品)、ナムコのワルキューレの栄光とドルアーガの迷宮と大突撃、サクセスのオモイノカケラとシオルの封印物語など……。
あと、ケムコ帝国にもたくさんあるんですけど、ケムコはアルファディアシリーズを始め良作を精力的にスマホ移植してるんでまだまだ遊べます。すごいですよね、ケムコ。
で、他に移植に力を入れてるのが、多数のアプリゲームを配信していたG-MODE。
G-MODEアーカイブスというプロジェクトを立ち上げ、ガラケーのアプリゲームを保存しようとしています。今はSwitchで配信中。
メインは当然ながらG-MODEが配信していた作品ですけど、他の会社の作品も移植していて、アトラスαの『女神転生外伝 新約ラストバイブル』がこないだ追加されました。
他のアトラスのアプリもぜひ追加してほしいところですねー。アトラス以外もですが。
……メガテンを求める海外の方の救いになればと思って書いてますが、むしろトドメを刺す内容かもしれません。