ここ数日で、第5章が半分くらいまで進んだ。
次の客は、塚原が好きなアイドルグループ、365シスターQのセンター、カネコノこと金子このみ。誕生日が違う365人のアイドルを集めたグループらしい。
このグループは四季の名前を冠した4つのチームに分かれていて、塚原が推しているのは人気の低いチームAutumnだそうだが、それはそれとしてカネコノももちろん好きなようでやたらとはしゃいでいる。
今までの客は名前を思い出すまで変な顔になっていたが、カネコノは最初から自分の顔のままだった。
また、オーバードーズで自分が死んだことも覚えているらしい。
記憶をもう取り戻しているが、なぜかまだチェックアウトするつもりはないようだ。
バーの女主人である瑪瑙に頼まれて、塚原はカネコノにバーで歌うことを依頼する。
『酩酊』という自作のオリジナル曲ならいいと言われて、塚原はバックバンドのメンバーをを集めることに。
ドラムを支配人、ピアノを殺人鬼の大外に引き受けてもらった。
サックスを先輩従業員の阿鳥に頼むが、もうサックスはやめたと断られてしまう。プロを目指していたが、断念したのでもう触れないと決めているのだそうな。
選択肢を間違ったようで、阿鳥を怒らせてしまったところで今日は終了。