進んでいくと、なんか偉そうなのが現れた。
人間のアーフェンを見下し、ラルザックを裏切り者種族と呼んで、十二将にさせるわけにはいかないと言い放つ。
……名前をメモし忘れた。
まあ最初のボスということもあり、さして苦戦することもなく撃破。
宝珠の1つに光が宿る。
で、2つめのダンジョンをダウンロードできるようになった。
1つめのエメラルドエリアは室内牧場だったらしいが、2つめのサファイアエリアはなんか古戦場的な場所っぽい?
血の臭いが漂うジメジメとした回廊だそうな。
起動すると、白い髪の女の子が話しかけてくる。
アーフェンやラルザックがなぜシャイニングフォースになりたいか聞いて来る。
彼女は戦いたいとは思えないのだそうな。
生まれ持った重圧が云々とか言ってるので、きっと偉い人の娘とかなんだろう。
ショップのラインナップが増えている。
まあ、半分は壁紙がダウンロードできるようになるどうでもいいアイテムだが。
第1章では、アイテムを1つずつしか買えなくて、ラルザックが防具を装備してないんだよな。
きっと今度増えたアイテムもそうなんだろうけど……。
ダンジョンに入ると、ウサギのティアリスが話しかけてくる。
無理やり百獣聖武会に参加させられた可愛そうなウサギらしい。
ラルザックに追い返されて、ティアリスは去っていく。
2つめのエリアで、黒蛇の一族の栄光がどうとかいう亡霊と遭遇するが、戦闘にはならなかった。
きっとボスなんだろう。
3つめのエリアではティアリス、4つめでは亡霊と順に遭遇する。
そして5つめのエリアでようやくティアリスが仲間になった。
……なったのはいいのだが。
このゲーム、仲間は自分のいる位置からアーフェンと同じ方向に進む。
その際、障害物が目の前にあったら、そのまま棒立ちで動かない。
気にせず進んだらどうなるかというと、置き去りになる。
ただ、どれだけ置き去りにしても、次のエリアへ進むとついてくる。
で、仲間がついてこれない、もしくはついてきにくい場所は、けっこう多いんだ。
アーフェンが2マス以内に入ると行動し始めるので、うまいこと誘導して障害物の先へ進ませてやらなければならない。
ラルザック1人でも面倒になることが多かったが、ティアリスがくわわってさらに障害物にひっかかりやすくなった。
仲間が増えるとたいていのゲームは進めやすくなるものだが、このゲームでは足かせになるのだ。
うんざりする……っていうかはまってる間にHP削られて撤退する羽目になった。
というか障害物くらい自分の判断で避けやがれと。
こいつらに比べたら、効きもしない即死魔法を連発するどこぞの馬鹿神官のほうがまだ……いや、五十歩百歩か。
……ああ、そうか。
仲間と協力しようと思うからうんざりするんだ。
足手まといの仲間など、置き去りになってもいいやと考えればいい。
十二将には統率力も求められるそうだが、障害物1つ自分では越えられない部下まで面倒みる必要はないだろう。
再度ダンジョンに向かい、しばし進んだところで今日は終了。
現在のパーティ:
アーフェン:Lv15
ラルザック:Lv14
ティアリス:Lv14