衛星レーザー兵器を破壊するために、大和の軍は紫炎を宇宙に上げようとする。
北方諸島の水舞へ向かう紫炎。
装甲列車に乗り、まずは納布へと上陸を目指す。
矢口は機体の残骸さえ見つからなかったらしい。
彼は元過激派で、テロ活動を行いながら転戦していた。
唐富多返還の暴動に伴って帰国し、まだ未熟だったロォゴをまとめ上げたらしい。
イベリア軍はアテナイに降下して紫炎を奪取しようとする。
紫炎の確保を命じられるマキ。
ロボット戦じゃなく、生身の戦闘もあるのか。
生身で銃を食らうと簡単に死ぬ。まあ、当然か……。
ただ、慎重に進めば楽に突破できた。本番は紫炎に乗ってからだ。
紫炎に乗り込み、前進……したらアテナイから落下して死んだ。
前に出るんじゃなくて、近づいてくる敵を撃ち落とすのか……。
途中のトンネルで攻撃がきつくなり、何度もゲームオーバーになる。
そのたびに最初の生身戦からやり直しになるのがきつい。
ここは防御と回復をちゃんと使わないと勝てないなあ。
トンネルを抜けたところで、エミナが乗る巨大ヘリが襲ってきた。
攻撃をダッシュでかわしつつ反撃。
ばらまかれる機雷がきついなあ。触れると一気にHPゲージが減る。
ただ、触れないとずっと残るので、触れた後ダッシュでかわすことになる。
なかなか落ちない敵にうんざりした頃、エミナが撤退する台詞を……。
……台詞を吐いているので気を抜いたら、残ってた機雷で死んだ。
敵を勝利条件達成したメッセージ中に撃破してもゲームオーバーなのに、味方が勝利条件を達成したメッセージ中も気を抜いてはダメなのか。
まあ、ゲームってそんなものだよな……。
ここから6面。
水舞の宇宙ロケット、HOPE IIIは無事だった。
だが、カウントダウン中にイベリア軍がまた襲ってくる。
敵を撃退したものの、送電線が切られてしまったらしい。
発射台の所長が地下トンネルで向かうのを援護する。
戻る途中、また敵ヘリの襲撃。
その後、さらにエミナも現れた……が、なにやら彼の本当の目的はミナエフの暴走を止めることらしい。
前の面でもなんか言ってたな、そういや。
別の方角からも敵が来る……と、思いきや、矢口が率いる部隊らしい。
詳細の説明を後回しにして、矢口とマキはHOPE IIIに乗り込み、発射に成功した。
宇宙空間に出た7面。
イベリア空軍の展開を確認し、矢口とマキは出撃する。
さて宇宙戦闘は、アステロイドを避けたり撃ち落したりしつつ進む自動スクロール面。
これがまたきつい。なにしろ、慣性が働いてろくに動けないからだ。
しかも、新しい武器としてガトリングがあったので使ってみようと思っていたのだが、これがまた使えない……。
いったん最初からやり直し、メーサーを持っていくとそれなりに戦えるようになった。
基地らしき場所に到達すると、ミナエフがAPに乗って襲ってくる。
スピードが速くてろくに追いつけないので、ひたすら守りを固めて撃てる場所に来たときだけ撃つというやり方でなんとか撃破。
倒した後、軌道レーザーが再び発射されようとしているという情報を得たところでクリア。
8面は短かった。
レーザーの目標は水舞以外で唯一宇宙センターを持つ多根島。
大和からレーザーを攻撃する能力を奪うのが目的だ。
エスターリャボーガなる名前の衛星だったらしい外縁部にに6個あるキャパシタを破壊すれば、一時的にせよ発射を止められるらしい。
3個まではHOPE IIIから誘導を受けて順調に破壊したものの、太陽フレアの影響で無線が途絶。
残る3つを単独で破壊しなければならなくなる。
とはいえ、ボスもいないので楽に突破できた。
キャパシタを破壊すると、衛星が壊れて落下しようとしているという情報が伝えられる。
衛星自体は大気圏でほとんど燃え尽きるが、内部にある原子炉と核燃料が地表まで到達し、大和の北部道州が壊滅することが予測されている。
それを防ぐため、マキは単身衛星の内部に侵入する。
9面は最初っからボス戦。
これまでエミナの部下として登場していた女性軍人が、大型のAPに乗って現れたのだ。
で、これがまた強い……。
火力が高い上、間断なく攻撃してきて回復する暇もない。
左右2ヶ所に存在する足場に乗る、角度しだいで攻撃が足元をすり抜けてくれるのに気づくまで、本当に勝ち筋が見つからなかった。
高所に気づいてもなかなか難しい。
当たる攻撃を着実に防御しつつ、逃げ回ったりして削っていくことに。
気づいてからだけでも、10回くらいやってようやくクリアすることができた。
紫炎から降りて、マキは司令部に向かう。
司令部ではミナエフが待っていた。
レーザーの奪取が目的だろうと決め付けてマキを撃とうとするミナエフ。
そこに矢口が駆けつける。
矢口の攻撃を受けてミナエフは撤退。
マキは司令部のコンピュータをハックし、HOPE IIIと接続する。
そこで矢口がレーザーを発射可能かどうか聞く。
彼は華国の上層部とつながりがあり、その指示を受けて行動していたらしい。
落ちる前にイベリアの首都にレーザーを撃とうとする。
けっこう込み入った展開になるので細かいところは省くが、結局のところレーザーは発射されなかった。
原子炉の切り離しを、途中で現れたエミナに任せてマキは衛星を脱出する。
そして最終10面。
巨大APアーツキィに乗って、ミナエフが脱出するマキの前に立ちはだかる。
でかいから投げられないし、足場がないからミサイルも撃てない……と、なるとひたすら回避しつつ攻撃ボタン押しっぱなしだな。
黒いレーザーに削られた後かわしきれなくて1回落ちたものの、2回目で突破。
すでに狂気に陥っているっぽいミナエフはマキを道連れにできるから負けではないと言い放って落ちていく。
落下しつつ諦めの境地に陥るマキ。
そこに、残る2機の紫炎を駆るエミナと矢口が駆けつけてきて、ともに重力からの脱出を試みる。
なんか思った以上にストーリーもゲームも作りこまれていて楽しかったなー!
下手だけどまあクリアできる程度の難易度になっていたし。