サクラダリセット、という小説シリーズの４巻を読んでいる。
住民の半分が特殊能力者である咲良田市で、主人公とヒロインが特殊能力によって起きた事件を解決する話。
主人公の浅井ケイは経験したことのすべてを思い出すことができるという特殊能力の持ち主。ヒロインの春埼美空は、最大で３日間時間を戻すことのできる能力者。
ヒロインは能力を使うと、自分の記憶も含めて戻してしまうため、単体では意味がない。しかし、主人公は時間が戻っても能力によって記憶を取り戻すことができるため、２人揃うと非常に強力な能力になる。
３巻では、２人が出会うきっかけを作り、さらにヒロインの能力が及ばないタイミングで死亡した相馬菫という少女が生き返った。
４巻は新展開……ではなく、ザ・スニーカーに掲載された短編を集めたもの。
小さな話ばかりなのであまり感想とか書くこともない。
能力が絡む話はちょっとした短編ミステリっぽい雰囲気で、なかなか面白い。
