PS2版ファンタシースター2を開始。
……のっけからやる気が大幅に減退する。
つかなんだよこのネイのグラフィックはっ。
とがったでっかい耳はネイのチャームポイントだったはずなのに、なんかでかくて気持ち悪い耳になっている。
別にリメイクで描き直すのが悪いとは言わないさ。ユーシスは微妙だけど、ルドガーはカッコよくなってると思う。
けどこのネイは改悪だろ、いくらなんでも。
パッケージのイラストは良かったのになあ……。
もちろん、グラフィックに納得がいかないと言うだけでやめようとは思わない。
ネイにそんな強い思い入れがあるわけでもないし、きっといつか見慣れるだろう。たぶん。
……思い入れのある、シルカのグラフィックも悪くなってたらディスクを叩き割るかもしれない。(笑)
グラフィック以上に問題なのはシステムだ、システム。
今のところ、三つほど多大な不満がある。
まず、キャラの移動速度。一昨日までやってたPS2版の1に比べて、通常の移動速度は上がっている。
しかし、ダッシュがなくなっている。
ダッシュの速度よりは移動速度が落ちるので、結果として移動速度は落ちている。
それから店。
キャンセルボタンで店から出られないゲームを見たのって何年ぶりだろうか。
いちいち店から出るを選択しないと店から出られないってなんなんだよ。ファミコン時代のゲームか、これは。
三点目は、戦闘時の新システム。
攻撃を選択するときに、攻撃力と命中率の組み合わせを三段階から選べるというシステムが追加されている。
面白そうなシステムではあるのだが、いかんせん問題がある。
まず、毎ターン入力しないといけない。手間が一つ増える。
それから、この段階の選び方が、ボタンを押しっぱなしにするとゲージがたまっていって変化するという仕組みなのだが……。
つまり一つ増えた手間は、ボタンをポンと一回押すだけではなく、適宜押しっぱなしにしなければならないということだ。
結果として戦闘がやたら面倒になっている。
フィールドを歩いている限りでは、エンカウント率の異様な高さは是正されているようなので――それはそれで寂しいものもあるのだけど――耐えられないこともないだろうか。
さて、ストーリーは前作で砂漠の星だったモタビア星からはじまる。
アルゴル星系を支配するスーパーコンピュータ、マザーブレインのおかげで、砂漠の星はみごとに緑化に成功していた。
しかし、緑化のために作られた機械であるバイオシステムが、事故によって星中にバイオモンスターをばらまくようになってしまっていたのだ。
モタビア政府のエージェントである主人公、ユーシスはバイオシステム異常の原因を突き止めるべく、システムレコーダを持ち帰ることを命じられた。
ユーシスの家には、半年前に助けた、バイオモンスターと人間をかけあわせて生まれた少女、ネイがいた。ユーシスは最初留守番をさせておこうとするが、ネイに懇願されて共にバイオシステムに向かうことになる。
この辺グラフィックや台詞に差はあれどオリジナル版とほとんど変わらないな。
それから、北の橋で追いはぎをしている悪のハンター、ダラムをなんとかするべくアリマーヤの町で情報を集め、パセオまで戻ってルドガーを仲間にしたところで今日は終了。
ユーシスのレベルは現在2だ。